迷い子
和歌こゆみ

手首の傷も やがてきえる
まん中はねらえなかった

だけど
甘えてただけなんておもわない
誰にも触れさせない

9階からみた地面は
おもったよりも近いようで
なみださえでなかったんだあの日




いま貴方はどうしている?
さがしにきてよ


自由詩 迷い子 Copyright 和歌こゆみ 2006-08-23 22:03:36
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