夢を夢見る
ぽえむ君
夢から覚めたその朝は
どんな夢を見たのか
覚えてないけれど
どこかにまだその夢が
自分の中にそっとある
きっと安らぎのある
やさしい夢だったに違いない
夢と朝のつながりが
頭の中と目の前の景色で結ばれる
昼になればその夢は
さよならも言わずに
離れてどこかに消えてしまうけれど
どこか大切な
なくてはならないものが
一日の中に漂う
明日もその夢が
明日の朝にも綴られる
夢を夢見る一日に
願えば叶うと信じて
自由詩
夢を夢見る
Copyright
ぽえむ君
2006-08-09 06:55:51
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