思い出の地
黒花

帰り道 あなたたちの 声の聞こえる グラウンド

その声を聞きながら 私は何を思っていたのだろう

毎日 汗だくになって 転んで

でも 1日だって 球を追わない日はなかったよね

努力してきたからこそ その想いは私にちゃんと・・・

きっとみんなにも伝わってたはずだよ


野球っていいよねって昔 話したの覚えてる?

そのときあなたは 言ってた

「仲間がいるから・・・一緒にプレイしてくれる
   友達がいたから ここまでやってこれたんや」

って

思ってたより あなたはすごく 素直で純粋で・・・

キレイな心をもってる人なんやってきずいたんだ


きっと 私なんか 小さすぎて あなたの目に

とびこむほどの力なんてないんや・・・

そう思ってしまってたんよね

でも 勇気を たくさん もらったよ・・・

いっぱい もらった

私には かえせないほど 大きなもの

いつになるか わからない・・・

ちゃんと かえせるか わからない

でも 覚えていて下さい

私は野球が 好きだし

この詩も 大好きだというコトを・・・



自由詩 思い出の地 Copyright 黒花 2006-07-30 18:18:15
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