ぽえむ君−渦巻−
ぽえむ君

ぼくは詩人

何かに囚われたくないと思っても
囚われなくてはただの孤立である

今日もまた

夜の散歩をしていると
星に出会いました

空の瞬く星々を眺めていると
銀河の渦が頭の中を巻く

この星はその渦の中の小さな1つ
系の中にあり
その系の相互作用の法則に従いつつ
その命を維持し続ける

青い空や稲妻も
その法則の中にあるからこそ
大地に存続を伝え
時が流れる

その渦は人の渦となり
頭の中を巻き始める

このぼくはその渦の中の僅かな1つ
系の中にあり
その系の相互作用の法則に従いつつ
その命を維持し続ける

喜びや涙も
その法則の中にあるからこそ
心に響くものを感じ
詩が生まれる

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−渦巻− Copyright ぽえむ君 2006-06-27 22:23:59
notebook Home 戻る