ぽえむ君−意義−
ぽえむ君

ぼくは詩人

他人が無駄と思うのは
その人がその人だからであり
無駄と思うことが無駄である

今日もまた

夜の散歩をしていると
意義に出会いました

詩人は詩を書いて心を満たし
画家は絵を描いて美を追い求め
学者は法則を見つけ真理を探す

長い歴史の中で
芸術と科学を守り続け成長し
研ぎ澄まされた感性と洞察力は
他ならぬこれから生きる人間の
過去からの受け継がれたものと併せ
新たな創造に立ち向かうものとなる

詩人はより繊細に
画家はより鮮明に
学者はより複雑に

社会生活から切り離された生活が
自分の生命を脅かすことになろうとも
その宿命を担い
受けて立つその精神を維持し
常に前進することを止まない

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−意義− Copyright ぽえむ君 2006-06-22 22:38:20
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