またいつか
小太郎
その友人が
穏やか過ぎる夏の初めに戸惑い
時間をもてあまして 何をすればわからないまま
私への宅急便に入れた 日記のような手紙
書かれているのは
「前はもっと楽しかったのに」
という記憶にすがる思いだけで
それじゃまたいつか という最後の方の一文が
助けを求めているように感じた。
私にではなく、もうちょっと近い人に
助けを求めているように 感じた。
自由詩
またいつか
Copyright
小太郎
2003-07-25 20:36:57