宇宙
海月

人々は必ず宇宙の中にいて
それは人によってその大きさは異なる

誰もが暗闇の中に落とされた
最初の光の惑星は私を産んでくれたお母さん
次の光の惑星はお父さん
そして、看護婦さん、お医者さん、などなど
私の中の惑星は広がり初めて
周りを照らす灯りが誕生した

誰もが何かを想い思う
最初の光の星はもう忘れるほど昔
次の光も忘れた
覚えているのが今、此処で詩を書いていること
私の中の星の光
輝き私の成長の糧となる

宇宙の終わりは儚く
何かの拍子で終わりを告げる
自分の宇宙は広いから何処かが痛んでも気づかない
もしかしたら、明日で私は終わるかもしれない
それも分からない

宇宙の中でも未来を見ることは出来ない
だけど、私たちは未来を作ることが出来る


自由詩 宇宙 Copyright 海月 2006-06-08 21:31:53
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