けらまご

あまったるいモカ
灰を流し込む
ずっとずっと
満たされない

あたたかい液体
サラサラと体内へ
寒いから
跡が残る

天井そらをあおげば
口元から上昇する 白
対極の 気持ち

火種を消して
昇ることをやめて
地面に転がり
排水口へ


自由詩Copyright けらまご 2004-02-20 01:35:01
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