きたないことが見えてしまうのは

なにも君だけじゃないんだぜ

この世界なんてきたないことだらけ

でも

その世界の中で汚れないでいようと思いつづけるのが

強さで

その世界の中で汚されないで生きてゆくことが

戦いなんだ

誰もが戦っているんだ

ちゃんと働いて

ちゃんと生活して

ちゃんと生きてゆく

そんな当たり前の人生だと思って

そんな当たり前の日常をバカにしていないかい

その中で変わらないで生き続けてゆくことが

たとえ、それが多少、ドンくさく見えたって

どれだけ困難な闘いなのか

その中で勝ち続けるということが

どんなことなのか分かったとき

一陣の汗と

一陣の涙とともに

君にさわやかな風が吹くだろう

さあ

歩き続けようぜ

あてなんか

ないけどさ