深海
ki

たりょうのたいえき
ちやにくやほねがとけこんでいる
しんではうまれをくりかえして
しんかいにはきょうふがねむっている
すこしでもやみをてらそうとしたけど
そこにいたのはなんともきかいなせいぶつ
くらやみをすってははいて
よりじゅんどのたかいくらやみをつくっている
とうめいななみだなんかない
つめたくおもたい
そういうのがそこにねむっている


自由詩 深海 Copyright ki 2006-05-31 00:01:05
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