ぽえむ君−黙詩−
ぽえむ君
ぼくは詩を書きたい
人は生きる中で悩み
生き方を迷い
時には誤り
生きていることに疲れ
苦しく病み
生きていくことに
背負いつつも傷つき歩む
そうだとしても
無垢な人生よりかは美しい
そうでなければ
心の中に詩は生まれない
ぼくは詩を書きたい
人は生きる中で喜び
生き方を尊び
時には正しく
生きていることに漲り
楽しく健全に
生きていくことに
前を向きつつ癒され歩む
そうであれば
無垢な人生よりも輝かしい
そうでなければ
心の中に詩は生まれない
ぼくは詩を書きたい
語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい