敢えてにせよ不作為にせよカテゴリーも仮名遣いも当て字も誤字も全ては作者氏次第。
では、作者自身にとってもミスタイプや消し忘れであるものたちは?
ある種の誤変換をひとは偏愛せずにはいられないし、
いっそ誰の目にも明らかであるような間違いは何の支障もない時代なのかしれません。
書き手は自分が打ったものに不具合がないかどうか一々確かめてみたりはしない。
読み手も読んで、あ、いいなと思ったらポイントだってするけど(←正しいですよね)
些細な混乱は気にしない。気にならない。それで互いに、十分なのだと。
ただ、言葉たち、時々、窮屈そうなので。ノイズに紛れてしまうものもあるので。