Someday, we meet again...
Lily of the valley
小雪舞い散る一月の寒い朝
肩震わせながら佇む校庭の片隅に
あなたの名前を書いてみたなら
きっとあなたに会える日が来る
白い吐息を吐きかけながら歩く
あなたと通った一本の通学路で
あなたの名前を呼んでみたなら
きっとあなたに会える日が来る
交わした言葉は定義ではなくて
定理のようでもなくて
それでもいつも美しい
それはまるで空に咲いた大きな太陽のように
桜舞い踊る春の木漏れ日の中
膝抱えながら座り込んだ河原の端っこで
あなたの名前を口ずさんでみたなら
きっとあなたに会える日が来る
出会った奇跡は偶然ではなくて
必然のように微笑んで
それが当然のことのように
それはまるで空に描いた太陽と月のように
突然の別れも
突然の再開に変わる
永遠が僕らを
不変へと変えていく
惹かれ合うことの奇跡を偶然に感じて
出会えたことの奇跡を必然に思う
出会った奇跡は偶然ではなくて
必然であると言うのなら
また必ず会えるはずと信じて
それがまるで僕とあなたの運命であるようにと
また必ず会えるはずと信じて
僕は今この場所で根を張る木になった。。。