ぽえむ君−幸福−
ぽえむ君
ぼくは詩人
当たり前の中に
幸福を見つけられれば
それは本当の幸福
今日もまた
朝の散歩をしていると
少女と母親に出会いました
手をつなぎ
初夏の暖かい光の中で
何を話すわけでもなく
少女はお母さんの手を
引っ張りながらも
ずっと笑顔
お母さんは少女の手で
どこに連れられても
ずっと笑顔
手をつなぎ
初夏のやわらかい花が咲く中で
何が話すわけでもなく
気持ちに言葉はいらない
明日もまた
言葉のない詩を作りたい
自由詩
ぽえむ君−幸福−
Copyright
ぽえむ君
2006-05-14 06:47:30