ユニコーンとわたし
アサリナ

あーあ君になりたかったよ

君はわたしを遮るくらい大きなツノで向かってきて
よけれずにわたしはいつも壁にぶつかった

指を鳴らしたら世界は変わるはずなのに

どうしてこんなブツブツできちゃったんだろう

どうしてこんなねじれちゃったんだろう

どこから生えてくるんだろう わたしのツノ 

やだなぁ歌いながら待ってるよ

まだ黙っておこう
本当のわたしおしゃべりだけど

麻酔をかけよう
君のツノを撫でてあげよう


自由詩 ユニコーンとわたし Copyright アサリナ 2006-05-08 00:15:39
notebook Home 戻る