世界は偽りに満ちている
ジム・プリマス

街を歩いていても

雑誌を眺めていても

ニュースを聞いても

誰かと話をしていても

バスに乗っていても

食事をしていても

コマーシャルを見ていても

買い物をしていても

洗濯をしていても

窓から外の景色を眺めていても

新しいシャツに着替えていても

なじみのバーで酒を飲んでいても

僕は感じている

僕は知っている

僕には見えてしまう

それは

僕を悩ませる

僕を悲しくさせる

僕を苦しめる

世界は偽りに満ちている




自由詩 世界は偽りに満ちている Copyright ジム・プリマス 2006-05-07 16:35:43
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