希望の詩をつづりたい
山崎 風雅

 ありきたりの生活に
 雲行きの悪い空

 何度も何度も
 生きることに真剣に取り組んできた
 
 一人でいきること
 その無情

 無理をして
 生きてるけど
 どこまでつづくかわからない

 戸惑いの蜃気楼のなかを
 分けも分からず進んできた
 
 僕にも人生の秋が訪れようとしている
 妥協を友に
 絶望から開放されようと
 もがいた青春
  
 人は変るもの
 自然は裏切らない

 人工密度の高い町で
 いろんな魔法の言葉を探しながら
 凍えたハートを暖めようとした
 
 ただ望むのは
 温もりのある生活

 花飾りを頭に微笑む少女
 疲れた神経をほぐしてくれる

 時に恨めしい人生
 死を迎えるまでに
 乗り越えなければならない
 ハードルはいくつもある

 地に足をつけながら
 いつの日か
 輝く光につつまれて
 天界の階段をのぼり
 全ては必然で
 叶わぬ夢が
 叶うように
 空を舞う鳥達のように
 希望の詩をつづりたい




自由詩 希望の詩をつづりたい Copyright 山崎 風雅 2006-04-25 02:42:18
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