桜の時
ことは

桜の花びら敷き詰めた
春の絨毯の上

僕は今、何を見よう

ねぇ君には何が見える?
進み始めた時間の中で
変わり始めた世界の中で


いろんなものが溢れる世界だから
つまづくときだってある
立ち止まることだってある

でもね、そんな時は
そっと先を見てみるんだ

一歩先には君がいるから
頑張ってる君がいるから

君を見てると
僕も頑張ろうって思えるんだ


君は大丈夫?
何でも一人で抱え込んで
泣いていませんか?

そんな時は、思い出して
君の後ろに僕がいること

辛い時はいつだって
君に駆け寄れるように

そのために今
僕はここにいる


桜の花びらひらひらと
儚く舞い散るこの季節

君が笑顔になれますように

いつでも祈ってるよ
君の後ろ
この場所で


自由詩 桜の時 Copyright ことは 2006-04-24 20:58:23
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