ぽえむ君−自由−
ぽえむ君

ぼくは詩人

自由とはその人の心が広いほど
広いものかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
1人の女性に出会いました

朝からお酒を飲んでいる
着ている服もヨレヨレで

 あたしは自由が苦手
 あたしは自由が苦手

と1人で呟いていました

こういう人は苦手なので
何もないように通り過ぎようとしたとき
彼女のポケットから一枚の紙が
風に吹かれて
ぼくの方に運ばれてきました

その紙を拾うと
短歌が一首

 お酒飲み 心紛らす 自由なり
   身を滅ぼすも また自由なり

今夜はお酒でも飲もうかな

気持ちに言葉はいらない

明日もまた

言葉のない詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−自由− Copyright ぽえむ君 2006-04-17 22:43:23
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