30Y・7.24
木立 悟






何もかもがずれてゆく
不幸ばかりがやってきては去る
だが自分はここに居なければならない

自分以外のもののためにここに存在しなければならない

いつかは離れていってしまう手と足を使い
離れるだけのもの
背を向けるだけのもののために
線を放たなければならない









未詩・独白 30Y・7.24 Copyright 木立 悟 2006-04-16 15:39:02
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「吐晶」より