風
佐藤伊織
呼んでる声がするので
駆けていく
少しずつ広がる世界
握られた手にある
飴玉は
水晶のように輝いていた
そんな頃でも
風は冷たかった
自由詩
風
Copyright
佐藤伊織
2006-04-13 22:15:41
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さみしさの詩集