さくら散る
たにがわR

かごめかごめ籠の中へと残されてさくらはひとり散っていきます

口惜しく散って逝くならあわれむも花いさぎよく嫉妬するのみ

たとえばと、たとえるものを探しても見つけられない春の終わりを

きえるならその立ち姿を額にいれ動かぬ時計をつけておこうか

はざくらが雨のおもさに耐えている花よりつよし君の思いは




短歌 さくら散る Copyright たにがわR 2006-04-13 10:07:59
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