*みらい*
かおる



抜けるような蒼い空の向こうに

煌めく未来があると信じていた

薄紅色の蜃気楼のような架け橋

ピカピカの一年生といっしょに

駆け抜けていったのは希望の花

凍てつく寒さに凍えてしまった

心も今は萌黄出す若葉とうたう

ただ綿々と続くいまの先にある

決して触れる事のない永遠の時


自由詩 *みらい* Copyright かおる 2006-04-09 09:15:01
notebook Home 戻る