予定通りに行くと

空を見上げたくなる心境と
予定通りに降らない雨とが
またしても 複雑な今日を作り出しています

明日の行く先を
確かに誰も知りません
ただ わかりきった結末も 実は多くあるということ
それは誰でも知っていて
ただ 少しでも前を向きたいのです


夜は24時間の枠を超えて
長く
それでいて 
あっけない


1日が 過ぎて行きます



明日の行く先を
今日も繰り返し窓に描きながら 
街灯光る赤道を眺めていました

簡単に朝を迎えるには
私はきっと不器用すぎるのでした


予定通りに行くと
24時間後
またここで
少し俯きながら 外を見ることになります

いつもと同じように
変わることを 期待しながら



自由詩 予定通りに行くと Copyright  2006-04-04 23:59:52
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