地球という惑星
洸崎しゅう

日常の隙間で起こる非日常な出来事

繰り返される殺人
ニュースで伝えられる汚職事件
医療ミス
少年犯罪

自然破壊
環境汚染

僕らが生きているこの地球(ほし)は
少しずつ、歪んでいった。


昔。僕らが生まれるずっとずっと昔に。
地球(ほし)は生まれて
生命の誕生や絶滅を繰り返して
少しずつ、時代を重ね
今、こうして僕たちがいる。

今まで積み重なってきた、
素晴らしい自然や、
環境、
そして
地球(ほし)の命。
今まさに、人間はこれらを壊そうとしている。

自然を
環境を
地球を。



壊されたものは、簡単には元には戻らないよね。
永く永く 構築していった地球の素晴らしさ
他の星にはない、地球だけが誇れる、この青と緑を
ちっぽけな人間が、今まさに壊そうとしているんだ。


壊さないで
自然を
壊さないで
環境を
壊さないで
地球を

僕たちが暮らす、この地球(ほし)を壊さないでよ。


壊した先に見えるものは何?
貴方たちは、何もかも壊して、そこに理想郷があるというのですか?


幾度となく繰り返される殺人
動物を簡単に殺してしまう人
私利私欲の為だけに木を伐採してしまう人


僕たち人間は、他人の命を奪う権利はない。
そして、自然を、環境を、地球を、
壊してしまう権利なんて、どこにもないんだ。

早く気付いて
手遅れになる前に。
これからも生き続けたいのなら、もっと地球を大切にして。
お願いです。
もっと自然を、
もっと環境を、
もっと…僕たちの生きている、地球を。

愛してください。

貴方が恋人を愛するように

愛してください。

それはとても簡単なこと。
愛するという感情は、人間誰しも持っているのだから。
だから、お願いします。

僕たちが生きていく為に、この地球(ほし)の全てのものを

愛して、下さい…。



自由詩 地球という惑星 Copyright 洸崎しゅう 2006-03-30 13:20:46
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