刻(とき)を越えて
アマル・シャタカ

涙の色は
愛しさか
憎しみか

流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く

帰らざる
刻(とき)の終わりの
蜃気楼

散った心の
舞う砂漠

あなたの影を
砂に埋め

疲れて眠る蒼い夜


自由詩 刻(とき)を越えて Copyright アマル・シャタカ 2006-03-17 14:24:30
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