弱き自分を慰める詩
炭本 樹宏

 見つけた
 微かに光る星の光りを
 何億年何光年の過去の光りを目ににする

 このごろ
 ちいさなことで
 くよくよしてた
 大宇宙からみたら
 ほんの小さなこと

 雨のよく降るこの星では
 心の穢れを清めてくれる

 神様がいるかどうか
 分からないけど
 信頼できる友達がいるだけで
 神に感謝したくなる

 僕は独りじゃ生けていけない
 弱いつくしんぼう

 絶望の詩をかきたくなるけど
 ぐっと我慢する

 胸の中心に太陽を描く
 何度も何度も

 助けられて生きている
  
 忘れちゃ行けない

 独り生きていく
 他人に期待すると
 裏切られる苦しみに
 絶望してしまう

 死ぬときはひとり
 悠々と生きて生ければ
 それでいい

 人に求めるのは
 止めにして

 自由で囚われない
 道を歩いていこう

 寒さで身体は冷えるけど
 心の体温は下げずに
 明日に向かおう




自由詩 弱き自分を慰める詩 Copyright 炭本 樹宏 2006-02-28 01:58:45
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