遠のく意識
燕(ツバメ)

薄れゆく意識の中で
僅かに残る 
笑顔
此れはいつの風景か
記憶を辿る力はなく
ただその笑顔が
ストロボの光と共に
蘇る
今日という日が終わり
あの日がまた少し
遠のく
薄れゆく意識の中で
記憶を辿る力は無く
ただその笑顔だけが
遠のく


自由詩 遠のく意識 Copyright 燕(ツバメ) 2006-02-22 15:15:00
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