ひつじ雲
さくらほ
冬の朝空
七時の悲しい羊たち
隙間無く群れをなす
東を目指す羊らが
見つめる先はどこの地か
無言で光に染められていく
たどりついた羊らは
美しく映え
空に融けていった
自由詩
ひつじ雲
Copyright
さくらほ
2006-01-30 22:16:06
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