【 大人の特権 】 -門出のはなむけ-
豊嶋祐匠
大人の社会の中には
置かれた現実や
自ら選んだ筈の環境に
不平不満を言っては
それが正しい現実だと
大人の常識なのだと
君たちを諭そうとする人達が
待っています
確かに現実は
自分が頑張った事
そして
頑張り切れなかった事の
結果ではあるけれども
それが
自分に与えられた答えの
全てだと諦めた
夢を追い直せない人達が
笑っています
これまで
学生だった人たち
これから
そんな大人ばかりの社会に
飛び出してゆく君たちに
望みます
ぜひ
夢に拘って
生きてほしいと思います
夢を追い続ける
決心をした
本当の大人になってほしい
仕事を覚え
責任を任され
上司に震えながら
何が何でも
やり遂げなければならない時
その時と
全く変わらないだけの
力さえ発揮できれば
君は必ず
夢を叶える事ができるでしょう
大人の特権とは
与えられた自由を
存分に活かして
夢を実現する為に
与えられているものなのです
私たちの社会は
そんな君たちを
ずっと待っているのです。