連絡通路
霜天
連絡通路には窓がある
この下を、通る線には空がある
小さな窓枠から顔だけを出して
呼吸、をするためだけに
はめ込まれた絵を、まずはどけることから始めて
アフター、通り過ぎても
落とした鍵には気付かないで
もう少しであれは崩れる
窓、満開の空
続けてく毎日の通りすがりに
連絡通路には窓がある、振り返るにも一直線の景色ばかり
繋いでいる、繋がっていると思うのは、もう少しで形になる誰かの
自由詩
連絡通路
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霜天
2006-01-11 00:47:37
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