液
たもつ
鉛管が転がっている
描ききれなかった僕らは
ゆっくり鉛筆を折ると
液体のように広がり
縁石を満たした
炎天下
エピローグばかりが続く
絵本の中で
自由詩
液
Copyright
たもつ
2005-12-18 12:21:07
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