終の季節(ついのきせつ)
こしごえ
宵の衣の澄む空に
水を含んだ
月浮かぶ
果てを映したせせらぎに
火照る裸体を浸します
夢に染まった
つめたさが
しずかに狂って微笑した
(すわ)
終りにそなえて 花が咲く
自由詩
終の季節(ついのきせつ)
Copyright
こしごえ
2005-11-30 08:56:30
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