ウォッカ
仲本いすら

僕の肩に とまった鳩は

「死にたい」と一言だけ漏らして眠りについた

僕はどうすることもできずに

鳩の頭を撫でて、またウォッカを口にした

思いのほか、熱く、滲んだ。


自由詩 ウォッカ Copyright 仲本いすら 2005-11-19 23:14:32
notebook Home 戻る