快晴夜
チQ

栃の木狂う様を見て色めく花のかしら
書く各の板踏みならし心に塞き止める
此花のいろどりを曇らせることのない
ように手直し、夜中、
友の寝息と話し声駆け巡るなか
える字の板にカタカタカタの手法に走る
いつもどちらかれもかのじょもあの時も
そう些

俺んちの前メタメタ理屈けた朝
液晶が黒く一個割れた
悔やみ続けるよりもリハビリと
地蔵様の前の橋で言われた
あの日から


が越える暑さひもじさ高く飛んでる時に
腰が使えない軽の白箱にハコの上に
背が或るくっつくんだけだったなら今頃水色の
紙なんて来てないんだ払ってもいないんだ

蜂と急と重に労働者
大丈夫かと尋ねられた
屋根と屋根の切れ目、タクシー見送った
で降りた地下にはまだ人が居たが
抜けたり網に顔押し付けたりあとの祭に言ってみたり
しりとりしてみたり尻を見たりする身の程を知り

ながら昨日見た尻には何も
海水は満ちも引きもせずただあの娘の事を
考えながら今日も今日も歩けども
デンキ光る赤子喜び手を足を
バタバタ急かすセカスで買ったマフラー
海空 胴に乗っかかる草原がめちゃめちゃに
長くて垂れて輝いて
眼鏡をかけてる木の枝が
ずっとあの向こうの空を見た

オーラが
交われと願いながら寝るがいいや


心にさわれ


自由詩 快晴夜 Copyright チQ 2005-11-15 02:15:56
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