快晴夜
チQ
栃の木狂う様を見て色めく花のかしら
書く各の板踏みならし心に塞き止める
此花のいろどりを曇らせることのない
ように手直し、夜中、
友の寝息と話し声駆け巡るなか
える字の板にカタカタカタの手法に走る
いつもどちらかれもかのじょもあの時も
そう些
俺んちの前メタメタ理屈けた朝
液晶が黒く一個割れた
悔やみ続けるよりもリハビリと
地蔵様の前の橋で言われた
あの日から
数
数
が越える暑さひもじさ高く飛んでる時に
腰が使えない軽の白箱にハコの上に
背が或るくっつくんだけだったなら今頃水色の
紙なんて来てないんだ払ってもいないんだ
蜂と急と重に労働者
大丈夫かと尋ねられた
屋根と屋根の切れ目、タクシー見送った
で降りた地下にはまだ人が居たが
抜けたり網に顔押し付けたりあとの祭に言ってみたり
しりとりしてみたり尻を見たりする身の程を知り
ながら昨日見た尻には何も
海水は満ちも引きもせずただあの娘の事を
考えながら今日も今日も歩けども
デンキ光る赤子喜び手を足を
バタバタ急かすセカスで買ったマフラー
海空 胴に乗っかかる草原がめちゃめちゃに
長くて垂れて輝いて
眼鏡をかけてる木の枝が
ずっとあの向こうの空を見た
オーラが
交われと願いながら寝るがいいや
心にさわれ