ホワイトを掴む
鮎川

ひらきなおるために閉じましょう成長
発育のかていでぼくはこぼされたホワイトミルクゆびの感触が憶えています、たゆたう 逢瀬のむくろのゆびわ
なをも両手で塞ぐ耳
回転盤の不具合でぼくら螺旋の外へと消える 延々と、消えるはずのないひかりを、両目から流しながら。












自由詩 ホワイトを掴む Copyright 鮎川 2005-11-11 02:33:32
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