皮肉のギャランティー
カンチェルスキス





 



 ハリウッドから出演以来が殺到して、俺は






 交差点で俺は生き死にを繰り返した。








 一人の人間に追われてたのか、俺が追ってたのかわかりゃしない。
 俺は生きてる心地がしなかった。
 何かにつきまとわれ、何かに執着し、つきまってる感覚だった。









 背後の気配を知ったときにはもう遅いんだ。
 誰に押されたのか、俺が自ら突っ込んでいったのかわからない。
 この赤を知りたかった。
 俺は赤で潰れた。








 


自由詩 皮肉のギャランティー Copyright カンチェルスキス 2005-10-28 19:21:50
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