迷走スイッチバック
あめ

光る携帯のディスプレイに突然
あたしは眩しい太陽したにトリップ
懐かしい声援こえ
 、と蝉の

 何時だったろうか?
 何処だったろうか?

少し寂しげなメロディ

眩しさの中から霞む記憶を連れて
4拍子ふぉーびーとの風を切り 、あたしは

あたしは


 何時だったろうか?
 何処だったろうか?


あたしはそうだ確かに此処で、
ここで、

ここで、確






鳴り響く。


アップテンポのメロディ
と光り続ける携帯電話、
…ディスプレイ

其処に在るのは 在るのはただの
唯 薄暗い夕暮あかり、だけ

呼吸の仕方を思い出した、
あたしの躯は息を吐く
醒めた興奮に襲われ、た
あたしは気怠く目を閉じた。






自由詩 迷走スイッチバック Copyright あめ 2005-10-18 23:32:00
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