華
こしごえ
視線をゆきます。
ひっそりとした
鋭角な色のない
告白にも似た存在の道
とぎすまされた意志の果てには重く輝く種子が宿る
涙で
洗われた深い瞳
そこに秘密を映す
答のない約束
いつかの
あなたは遠く
いまも生き続けている
幻の青い華
自由詩
華
Copyright
こしごえ
2005-10-18 11:20:21
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