正月イルミネーション
小太郎
イタリアンレストランでとりあえず出された
コップ一杯の水
その中の四つの氷が
カランと鳴った
その音は
僕が心の入り口にはっているフィルターを通らずに
そして
入り口でさえない場所から入ってきて
カランと鳴った
この音は クリスマスのような
思考を介さない単純なものだから
誰のフィルターにもかからずに
単純な楽しさを
とてもたくさんの人に与えるだろうと思いながら
使いまわしのイルミネーションを観ていました
自由詩
正月イルミネーション
Copyright
小太郎
2004-01-04 23:13:45