しましまを描く
はな
さいきん
私をみつけます
なまいきで
じょうだんみたいな手足で
おもたいランドセルをゆらしてる
あなた
胸のまんなかのスイッチは
押したら たぶん
おたがいへんな音が出る
だから背中のところで ゆびきり する
えいえんが
あるあさ
ぱちん ときえた
、やわらかな肢
おおきくなってしまったら
見えなくなるものも
それでも
声が きこえる
こっぷにしましまを描きながら減ってゆく
カフェオレを
ふたりで飲む
ふしぎね
こんなのって不自由だ と
思ってしまうところ
まるっきり
私だ
きょうは奢りで いいよ
出世払いね