限界飛翔
こしごえ

響いた翼はためかせて
風の声へ飛び続ける

閉ざされた約束の傷
脈打つ光へさらして
こえられない私をみつめる
罪色の翼に歌う

現在いま 解き放つ時
押しつぶされそうな空へ

引力で結ばれた遠い約束
瞳の奥の扉を思い出して
透けた視線にあるものは
真実に染まった翼
あきらめないで大空

響いた翼はためかせて
風の声へ飛び続ける
現在 解き放つ時
めぐりつながる大空へ




自由詩 限界飛翔 Copyright こしごえ 2005-10-02 12:25:43
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