青く光るので
確かめない訳にはいかないのです

無数のことばのもとが
空気に漂って
青いちりのように舞うのです

ゆっくりと舞い降りる
無数のことばのもとが
時々青く光るのです

その青を吸い込むたびに
私はことばを忘れます

青い光にはかなわないので
だまって見つめるしかないのです

青をゆらすと
ことばにならない声が聞こえます

私のことばが青くなったら
きっと何かが伝わるような気がするのです