tonpekep

そうして朝には
ぼくはいつもどうりに
仕事にいく

やがて間違いも少しづつ
馴染んできて
気づかないくらいうっすらとなる

ありがとうという透きまから
空がみえるとき
眩しかったりする遠い風

悲しいものを線に埋める
少しだけ静寂で
(ぼくはくじけたりしない)

風の中には恐竜が棲んでいる
ティラノザウルスの足跡が
高い秋の雲に見える


自由詩Copyright tonpekep 2005-09-06 11:19:03
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