永様
落合朱美
人の生き死にをたやすく
詩になんかするものじゃない
と、貴方は私に云い
今のところ
概ねだけどそれは守られている
けれど私は
貴方の生きざまと
死にざまだけは
しっかりとこの眼で見届けて
いつか詩に書いてやろうと思っている
それが
心底惚れるってことなんだ、たぶん
自由詩
永様
Copyright
落合朱美
2005-09-03 14:41:57