てんき
アンテ


あめがやんだので
あのひとにあいにいった
べつのだれかに
あいにでかけたのか
よびりんをおしても
へんじがなかった
ひょっとして
すれちがったのだろうか
あわてて
うちへひきかえして
どあのまえにすわった
はーいどなたですか
なんども
はっせいれんしゅうしていると
また
あめがふりだした
やれやれ
もうすこしで
ずぶぬれになるところだった
げんかんにねそべって
あめのおとをきいていると
ちゃいむがなった



                          「て」
                     あいまいなきもち



自由詩 てんき Copyright アンテ 2005-08-08 23:51:57
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あいまいなきもち