すべってころんで
アンテ


えにかいたように
みごとにころんだ
あたまのうしろで
ものすごいおとがして
なにがなんだか
わからなくて
だいのじになって
ぽろぽろなみだがながれて
たいようのまわりの
にじいろが
きれいだなとおもった
てをのばしても
そらには
とどかなかった
おもいきりころんだ
だけのことはあった
くすくすわらった



                          「す」
                     あいまいなきもち




自由詩 すべってころんで Copyright アンテ 2005-08-02 22:51:43
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あいまいなきもち