微香性
千波 一也
四六時中の想いは
必要以上に
君と僕とが不可欠だから
必ず壊れてしまうよ
はぐらかそうって魂胆じゃなくてさ
短命に舌鼓は
哀しいなって思うんだ
ほのかに香る想いをかぎ分けながら
長生きしたい
と
思うんだ
自由詩
微香性
Copyright
千波 一也
2005-08-01 00:59:56