晴れ間
落合朱美
ふりつづく雨の
ほんのわずかな晴れ間に
少しの希望が見えたなら
それにすがってみようと思う
生きつづけるなら
あきらめも肝心
妥協だってしてやる
けれどまだまだ
何かが出来るはずだと
思いたいから
陽の射すほうへ
陽の射すほうへと
顔を向けて手を伸ばす
自由詩
晴れ間
Copyright
落合朱美
2005-07-23 01:03:57