六ノ坂
コトリ

てっぺんでは

からすがしんでいる

この長い坂で

唯一すれちがった女の嘲笑を

不可解には感じたが

歩みを止める権利のない僕は

そのまま

遊園地へむかうとする


自由詩 六ノ坂 Copyright コトリ 2005-07-21 21:37:10
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